トイレで用を済ませ、ふと見てみると尿が泡立っている。とうとう腎臓病になってしまったのかと心配になり受診されるケースがあります。
尿が泡立つ原因として考えられるものは ①尿に蛋白が含まれている ②尿の濃度が濃い ②尿に細菌が含まれている ③尿に糖が含まれているといった4つが考えられます。
実際に尿検査をしてみると、異常がなかったというケースも多くみられます。
ただし実際にこの4つが原因だった場合に注意が必要なこともありますので、長く泡立ち症状続く場合は受診していただいた方が良いでしょう。
また、泡だけではなく濁っていたり茶色っぽい場合(おしゃれな感じで言えばクラフトビールのような?)は、血尿も合併している可能性がありますので早めの受診をお勧めします。