
子どもが元気でも下痢の症状がある場合、消化不良が考えられます。発熱や嘔吐を伴えば、胃腸炎、食物アレルギーの場合があります。
下痢の際はすぐに医療機関に連れて行きたくなりますが、必ずしも早急の受診が必要ではありません。子どもの様子を観察して、このような場合は病院を受診しましょう。
・繰り返し嘔吐する
・3ヶ月未満の乳児で38度以上発熱している
・元気がなく、ぐったりしている
・下痢と一緒に嘔吐する
・水分がとれず、唇が渇いている
・尿が半日以上出ない 尿の色が濃い
・便の色の異常(米のとぎ汁のような白色水様便、血液や粘液、黒っぽい便)
自宅では水分補給をこまめに行い、嘔吐がおさまってからスープなどから開始しましょう。離乳食を始めている子は、便の状況を見ながら少しずつ再開します。
普段元気な子どもでも下痢は体力を消耗します。このような症状がある場合登園を控えましょう。
・24時間以内に2回以上の水様便がある
・食事や水分を摂ると下痢がある
・体温が平熱より高い
・朝に排尿がない
小さいお子さんたちも保育園で頑張っています。きちんと食事が取れて、下痢が治ってから登園しましょう。まだ少し心配だという場合は、病児保育や病後児保育の利用をお勧めします。