インフルエンザと味覚障害|青和クリニック|内科・小児科・循環器内科・腎臓内科

〒191-0022 東京都日野市新井3-3-20
042-594-1900
WEB予約 WEB問診
検査専門サイト 診療時間 混雑目安表
ヘッダー画像

インフルエンザと味覚障害

インフルエンザと味覚障害|青和クリニック|内科・小児科・循環器内科・腎臓内科

風邪症状と味覚障害というと、真っ先にCovid-19感染症を思い出す方も多いかもしれません。

すごい怖いわ…と思っていた方も多いはずです。

しかし、思い出してみると「風邪をひいたら味がわからなくなった」という経験、過去にありませんか?

実は、インフルエンザでも一時的に味覚が鈍くなることがあります。

 

インフルエンザウイルスは、発熱や全身のだるさだけでなく、口や鼻の粘膜にも炎症を起こします。鼻づまりによる“におい”の感覚の低下が、結果的に“味”を感じにくくさせることも多いのです。また、インフルエンザや風邪を引いた後に副鼻腔炎になっても同じようににおいや味を感じにくくなります。

また、高熱や脱水、食欲低下によって舌の表面が乾燥したり、味を感じる細胞が一時的にダメージを受けることもあります。

多くの場合、インフルエンザが治るとともに味覚も回復しますが、長く続く場合は別の原因(亜鉛不足や鼻炎、薬の副作用など)も考えられます。

★回復を早めるポイント

  • 水分をしっかりとる
  • 栄養バランスのとれた食事(特に亜鉛・たんぱく質)を意識
  • 無理に濃い味を選ばず、舌をやさしく労わる

体調が戻っても「味覚がまだ…」という方も少なくありません。

焦らず、体の回復とともに少しずつ元の味を取り戻していきましょう。