睡眠時無呼吸症候群
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休診日:木曜午後、土曜午後、日曜、祝日
●…院長による診察
▲…院長と非常勤(男性)医師2名による診察
★…院長と非常勤(女性)医師2名による診察
※乳児検診・BCG…それぞれ月1回/14:00-15:00まで
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(★…祝日あけ、午後休診、超音波検査日の場合)




※予約は30分ごとの設定になっています。皆様病状が異なりますので、症状を伺い診察や検査に要する時間も様々です。予約時間はあくまで目安とご理解ください。
※患者様の体調や検査内容によってお呼びする順番が前後する場合がございます。
※時期によって混雑状況は少々変化しますので、年間混雑目安もご参考ください。
※連休や年末年始の前後、午後が休診となる日は混雑が予想されます。
※重症な急患の対応が必要になった場合には、そちらの処置が優先となるためお待たせしてしまうこともありますが、ご理解ください。
※待ち時間や順番に関するクレームは、ほかの患者様の診療の妨げになりますので、ご遠慮ください。
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睡眠時無呼吸症候群

睡眠中の症状ですので、夜間の検査から診断していく必要があります。いびきの音、呼吸による空気の流れ、腹部及び胸郭の動きをモニターします。まず睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合には、簡易検査から実施していただきます。簡易検査で無呼吸低呼吸指数(AHI:1時間当たり何回呼吸が停止あるいは弱くなっているか)が40以上の場合には精密検査を必要とせずに治療を開始することができます。AHIが15~39の場合には、脳波を含めた精密検査を実施します。当院ではご自宅での精密検査も可能です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、寝ている間に一時的に呼吸が止まる、または弱くなる状態が繰り返しおこる病気です。一般的には男性に多いとされています(厚生労働省の発表では男女比5:1)。
睡眠中、平均して1時間に5回以上の無呼吸が起こり、それぞれ呼吸停止が10秒以上認められる場合には、この疾患の可能性があります。代表的な症状は“いびき”で、眠りが浅くなるため、日中に強い眠気や倦怠感や頭痛を生じることがあります。SASは、睡眠の質を低くださせ、日中の眠気や集中力の低下を引き起こすだけではありません。
放置すると、血管・心臓・脳に大きな負担がかかり、高血圧症などの生活習慣病や狭心症、心筋梗塞、脳卒中などを合併することもあります。できるだけ早く診断し、SASの治療をはじめることが大切です。
原因には鼻から喉頭(のどぼとけ)にかけて狭くなっていること(狭窄)があげられます。狭くなった気道のすき間を空気が通ることで“いびき”が生じます。いびきの要因は、肥満による首や喉(のど)まわりの脂肪沈着、あごが十分発育していない小顎症(しょうがくしょう)、扁桃肥大、舌根(ぜっこん)・口蓋垂(こうがいすい)・軟口蓋(なんこうがい)による狭窄などがあります。また、加齢や睡眠時における呼吸の調節能力の低下など、機能的な要因も関連します。
女性は男性よりもいびきをかく頻度が低いという報告があります。また、いびきの音量も、男性より小さい傾向があります。これは、女性の方が男性よりも気道の構造が狭いためと考えられているようです。
しかし、女性は加齢とともにいびきをかく人が増加します。なぜなら、女性ホルモンのプロゲステロン分泌が減少すると、気道の筋肉が弛緩しやすくなるからです。そのため、若い女性よりも中高年の女性の方が、いびきをかく頻度が高くなります。
などもいびきを減らす効果があります。
いびきをかくのは男性のイメージが強いため、いびきをかく女性は恥ずかしく、受診につながっていないケースがあると考えられます。しかしいびきは睡眠の質を低くださせ、日中の倦怠感や頭痛、集中力の低下などの問題を引き起こす可能性があるため、放置するのは危険です。セルフケアで改善できることもありますが、効果がない場合や悪化する場合は当院にご相談ください。

治療には対症療法と根治療法があり、症状の程度や原因に応じて選択します。代表的な対症療法には、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)とマウスピース療法があります。当院ではCPAP療法を行っています。
CPAP療法は中等度から重症度に有効な治療法です。睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込み、気道を開存させて治療します。睡眠中の無呼吸・いびきが減少し、眠気の改善や血圧を下げる効果も期待できます。
睡眠時無呼吸症候群は大きく分けて2種類あります。一つは、呼吸運動は保たれているものの、上気道のどこかの閉塞によって、鼻・口の気流が停止する閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)です。もう一つは呼吸運動そのものが停止する中枢性睡眠時無呼吸(CSA)です。OSASは世界的にも有病率が高く、様々な循環器疾患と関連することがわかっています。CSAが心配な場合では当院で頭部MRI検査を実施することもできます。
OSASは、高血圧の原因になる可能性があります。OSASの約半数の患者様に高血圧が認められ、高血圧患者様の3割にOSASが認められるという報告もあります。また、薬物治療に抵抗性のある高血圧症に、OSASが隠れている場合があります。
閉塞性は心臓に負担がかかり、心機能を低くださせる可能性があります。心不全患者様にOSASが合併しやすいことや、OSAS合併している心不全患者様では、それを治療しない場合死亡率が格段に高まるという報告もあります。
OSASは脳卒中の発症リスクが高まるとされています。とくに50歳以上では、脳卒中および死亡リスクが閉塞性でない方の約2倍という報告もあります。
OSASは心房細動などの不整脈を合併することが多く、無呼吸の増加や低酸素血症の悪化に伴い、合併頻度も高まります。とくに夜間の不整脈は、半数近くのOSASの患者様に認められ、重症度では、その発症リスクが2〜4倍に高まるとされています
冠動脈疾患を有する方がOSAS合併する率は、冠動脈疾患のない方の約2倍といわれています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療期間は、選択する治療法や個々の症状の重症度によって異なります。また、SASは慢性的な病気であるため、継続的な管理が必要な場合が多いです。治療期間としては、開始から数日~1週間で日中の眠気や疲労感が改善するケースが多いです。
問診
患者様から問診を伺い睡眠時無呼吸の可能性があるか判断いたします。
検査
睡眠中の呼吸状態をモニタリングするため、自宅で1晩か2晩で行う簡易PSG検査を行います。必要に応じてさらに精密なPSG確定検査を受けることになります。
確定検査・精密検査
簡易検査や精密検査を終えた後、検査結果が出るまでは概ね1-2週間程度かかります。検査の結果、治療が必要と判断された場合はその程度や症状に応じて、それぞれの状態に見合った診療スケジュールを作成します。
精密検査の結果、SASと診断され治療が必要と判断された場合は治療を始めます。
治療
それぞれの症状や程度によって最適な治療方法を選択していきます。また、SASは長く付き合っていく必要がある病気であるため、治療の意義や必要性を十分理解し、具体的な治療法として、減量やマウスピース、CPAP療法など行っていきます。外来には月1回通院をしていただきます。
無呼吸症候群の原因が取り除かれれば、CPAP治療を中止できる可能性があります。例えば高度の肥満が原因の場合、減量によって症状が改善する場合があります。CPAP治療の目的はしっかりと睡眠をとり、合併症を予防することなので、根本的な原因が解消されない場合はCPAP治療を継続していくことが必要になります。
8割以上の期間で1日4時間以上の使用を継続することで合併症の予防効果が期待できます。毎日6時間以上の装着で更なる効果が期待できます。しかし、1時間の使用でも一定の予防効果があるという報告もあるため、可能な範囲でCPAP治療を継続することが重要です。
CPAP治療機器の監視システムによって、CPAPの使用期間と使用時間が記録され、どのくらいの圧力でどの程度無呼吸が解消されているか、客観的な治療効果を確認できます。又、熟睡感が得られるようになり、日中の眠気がなくなるなど自覚症状の改善で確認できることもできます。
マスクを無意識に外してしまう原因として、マスクの違和感が強い、圧力が高すぎる、中途覚醒が起こる、鼻詰まりや口呼吸などが考えられます。これらの問題に対して、マスクの快適性を向上させ、圧力の調整を行い、鼻詰まりや口呼吸の対策を行えば多くの場合、適切な対処によって克服可能ですが、難しい場合もあります。ただし、少しの時間でもCPAPを使用することで合併症の予防効果が期待できますので、可能な範囲で継続使用をお勧めします。
最初の1時間の睡眠の質は、その日の睡眠全体に大きく影響すると言われています。そのため、CPAPの装着が最も有効なのは、睡眠の最初の1時間です。もし食後にどうしても横になりたい場合は、早めに寝室に移動し、寝落ちする前にCPAPを装着することを心がけましょう。そのためにはCPAPの準備を食事前に済ませておくことが大切です。また、可能であれば食後すぐに横になることを避け、軽い活動を取り入れることで眠気をコントロールするのも効果的です。これらの工夫を取り入れて、CPAPを継続的に使用する習慣をつけましょう。
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