心臓健診で、精密検査のお知らせが届いたとき|青和クリニック|内科・小児科・循環器内科・腎臓内科

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心臓健診で、精密検査のお知らせが届いたとき

心臓健診で、精密検査のお知らせが届いたとき|青和クリニック|内科・小児科・循環器内科・腎臓内科

新学期に入り、学校での健康診断が実施される時期になりました。今日はこんな場合について少し説明します。

「学校の検診で“心電図に異常があるかもしれません”と通知が届いた」そんなとき、お子さんの健康が心配で不安になるのは当然のことです。

2次健診=重大な病気というわけではありません。学校の健康診断では、心臓のリズムや異常がないかを調べるため、対象となるお子さんに「心電図検査」が行われています。心電図で「波形に気になる点がある」と判断された場合、「要精密検査(2次健診)」のお知らせがに届きます。

これは、お子さんの健康を守るための“念のため”の措置であり、異常の可能性が完全に確定されたわけではありません。

すでに心臓疾患でかかりつけの先生がいる場合には、その先生にまずはご相談していただく形になります。

二次健診ではこのような健診を行います。当院ではすべて院内で実施可能です。

 〇問診・診察(生活状況、症状の有無など

 〇心電図検査の再実施

 〇心エコー検査や胸部レントゲン撮影

 〇ご家族への結果説明と今後の方針相談

どの検査も痛みはありませんでご安心ください。レントゲンで使用される放射線量も健康被害が出る線量ではありません。

また、二次健診=病気というわけではありません。例えば・・・

◆成長や体質による一時的な心電図の変化

◆運動をよくするお子さんに見られる“スポーツ心”

◆検査中の緊張や姿勢の影響

 「再検査=病気」ではなく、「確認する機会」として前向きにとらえていただければと思います。

再検査の結果、問題なし/経過観察となるお子さんも多くいらっしゃいます。万が一、問題が見つかっても早期に発見して経過をみることで、重症化を防ぐことができます。

「何もなかった」ことを確認することも、健診の大切な目的です。学校から書面を受け取った場合は、内容を確認していただき、当院へご連絡ください。